穴開きフィルムで農業の未来を拓く ホーサクシード

ホーサクシードは、昭和39年、奈良で法人設立してから半世紀もの間、一貫してフィルム、シートの穴開け加工業務を柱にしてきました。平成25年、農業県が集まる九州・四国のお客様のご要望に細やかに対応できる体制をつくるために、伊万里市に九州事業所を設立しました。
農業に従事される方に、画期的ともいえる商品が、種まきや苗の植え付けの際に、畝に被せて使用する「穴開きのフィルム」です。例えば、200mの長さのフィルムに50cmの穴を開けると、その場合の苗の数や収量を計算することができます。昔は手作業で穴を開けたり、使用しないまま作業が行われていたのが、穴開きフィルムを使うことによって、作業の効率化にもつながるのです。また、フィルムには暑い時には地温を下げたり、寒い時には地温を上げるといった機能も持ち併せているので、フィルムを上手に活用することで、より品質の高い作物をつくる重要な役割も果たしています。
フィルムは農作物によって機能や穴の開け方が異なります。穴の大きさ、空ける間隔、薄さなどお客様のご要望に細やかに対応できる多品種小ロットが弊社の強みです。九州・四国を営業エリアに、トマトやごぼう、いちごなど様々な専用フィルムを製造しています。

▪️ホーサクシード代表取締役社長 中川英樹さんと九州事業所所長の 副島龍吾さん

今回、ものづくり技術の補助事業を知ったのは、所長の副島が機械設計の方に新しい機械をつくりたいと相談した時に、情報をいただいたのがご縁でした。新しく導入した高精密で機能性の高い穿孔機は、大きく2つの特長があります。それは最大3.3mまでのフィルム受注に対応できることと、高精密化により1000分の1mm単位まで加工ができるようになったことです。この機械を新規に設計・製作できたことで、納期の短縮、物流コストの削減、新規需要の拡大につながりました。農業用に蓄積したフィルム加工のノウハウは、自動車やその他の分野にも活用の幅が広がっています。実は自動車の吸音設備としてもフィルムが使用されているんです。九州事業所は所長である副島を中心に、お客様からのご要望を元に企画、開発を進めています。機械の導入によって、お客様のご要望に、より細やかに対応することができるようになりました。

                                                  ▪️今回ものづくり補助事業で導入した穿孔機

ニッチで黒子の存在ですが、食の源である農業を陰で支えているのだと、社員一同誇りをもって業務に臨んでいます。環境問題がクローズアップされる昨今では、石油由来のポリエチレン製のフィルムから植物由来のフィルムのニーズも高くなってきています。畑で使用した後の剥がす作業が不要で、そのまま耕運機で鋤き込み、数か月後には土壌のバクテリアが食べて消えてしまう未来型のフィルムです。これからも、フィルムの穿孔加工の事業を通じて、農業の省力・効率化の一助となり、他産業においてもお役に立てる可能性があると信じています。

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