老後の”自助”に早めの備えを

人生会議で本人の選択を明確に

「お金がないと介護サービスが受けられなくなろうとしています」佐賀市諸富町の介護老人保健施設「徐福の里」 森山繁彦事務長は、 既に超高齢社会に突入した日本では 「自助」 自己責任の割合が今後ますます増えるとみられていて、 元気なうち、早い段階から準備をすることが必要と話します。

国は更なる高齢化率の増加に向けて、高齢者への介護や医療などの仕組みの基本となる地域包括ケアシステムは国の財政状況や少子化などの影響が反映され、介護保険や医療保険といった 「共助」、「公助」 については利用者の負担割合が引き上げられる見込みとなっています。また「共助」と「自助(自分自身や」家族などの手による対処)の間に「互助(」友人やボランティアなどによるたすけあい)という考え方が盛り込まれるなど、公的な補助は減少し、自分自身もしくは家族などによる対処の重要性が増してきています。

施設ケアから在宅ケアへの移行も強く求められています。徐福の里ではリハビリスタッフの充実などに取り組み、平成 年の春に一定割合以上の入所者を在宅へと移行させる「超強化型老人保健施設」に佐賀県内でいち早く認定されました。施設の外、老人クラブなどにスタッフを派遣し、高齢者の方々に体力診断やリハビリのアドバイスなどといった健康サポートにも取り組み、在宅への移行をスムーズにするための地域との連携に力を入れています。

社会保障の範囲の問題に加えて地域包括ケアシステムの中で重要視されてきているのが「本人の選択」です。

芸人を起用した 「人生会議」のポスターが物議を醸しましたが、判断力があるうち、早期の終末に向けたライフスタイルの選択は重要と徐福の里の森山事務長も話します。

介護老人保健施設 徐福の里
事務長 森山繁彦氏

徐福の里では入所時に家族の立会いの下、命の終わり方、看取りも含めて本人の希望を聞きます。居住空間や食などからリハビリの体制、在宅への考え方など施設によって異なります。多くの人は健康を損ない、病院から退院などといった差し迫った状況の中で施設を選ぶことになり、十分な選択がされていないのが現状です。徐福の里では施設の見学も受け付けており、最近は元気なうちに見学に訪れている人も増えているそうです。森山事務長は「人、 生会議の中身が具体的で、必要となったときに施設を指名できるくらいであれば、本当の本人の選択になると思う」と本人の意思が一番尊重できるよう早めの選択を呼びかけています。


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